今月の患者さん
2026年11月02日
「歯並びが全体的に悪い」と気にされ、治療を始めました。 前歯の前突感はないのですが、強いがたつき(叢生)と上顎正中の左側へのずれ(左側偏位)、前歯の咬み合わせが深い(過蓋咬合)状態でした。 正中のずれがある場合、または、がたつきが強く非抜歯で治療を行うと前歯が前方傾斜してしまう場合などは、抜歯治療が適応です。(治療結果が良いです) 無理な非抜歯治療により、正中のコントロールが出来なかったり、前歯が前突したり、上下の歯列の幅が合わず咬み合わせがずれたり、奥歯を遠心移動し過ぎて遠心(後方)傾斜や頬側傾斜により臼歯の開口になる場合がよくあります。 この患者さんの場合、小臼歯抜歯したスペースを使い、がたつき(叢生)と、正中、およびかみ合わせの改善を行いました。 アンカースクリューは使用せず、加強固定と顎間ゴムで対処してもらいました。 マルチブラケット 動的治療期間 2年9か月 調整回数24回 平均来院間隔1.5か月に1度の来院でした。 治療後、並べた歯並びが長持ちするように、親知らずは抜歯をお勧めしています。
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