お知らせ

今月の患者さん

小児矯正から治療を始められた患者さんです。

初診時が、前歯4本が生えきってからの側方歯交換時期からの治療ですので、少し遅めの小児治療開始です。

前歯部に叢生(がたつき)がありますが、ここから更に犬歯が八重歯として生え変わる前の段階です。

早期治療としては遅めの治療開始でも、少しでもがたつきを減らしておく事をお勧めします。

本格矯正での治療の時、治療がスムーズにかつ有利になりますので改善範囲が広がるからです。

この方も、小児矯正でがたつき量を少なくしてから、本格矯正を開始しています。

本格矯正(マルチブラケット装置)来院間隔は、1.5カ月でしたので治療期間は平均より長めでした。

マルチブラケット 動的治療期間 2年11か月 調整回数25回

口元、エステティックラインも上唇が下がって良くなっています。











 

 











 

 

 

今月の患者さん

小学校2年生から治療の患者さんです。

写真からは将来、永久歯の前歯が、がたついて生えてくることが予想できないと思いますが、

『大人の歯の生え変わりのスペースが足りない』と、他院で指摘され、来院されました。

レントゲンにより、後続永久歯の大きさから、上下顎ともスペース不足のため、叢生、八重歯になることが予測できます。

下顎の正中も右側に2.5mmずれています。

小児矯正で、永久歯の萌出スペースを増やして叢生量(がたつき量)を減らしてから、仕上げは、本格矯正(中学1~2年生頃からスタート)に移行してから行いました。

小児治療後の本格矯正でしたが、下顎正中の右側への大きなずれがありましたので、抜歯スペースで叢生と正中のずれを改善しました。

マルチブラケット 動的治療期間 2年6か月

口元、エステティックラインも良好です。